逆反応(読み)ぎゃくはんのう

精選版 日本国語大辞典 「逆反応」の意味・読み・例文・類語

ぎゃく‐はんのう‥ハンオウ【逆反応】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 化学反応で、生成物質からもと物質にもどる方向反応をいう。⇔正反応
  3. 一般に、ある動作行為に対抗するような反応。
    1. [初出の実例]「戦いの姿勢ができたのか、或いはただ逆反応しているだけなのか」(出典:鉄路に近く(1956)〈島尾敏雄〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「逆反応」の解説

逆反応
ギャクハンノウ
reverse reaction

ある一つの化学反応の起こる方向を正方向(正反応)とした場合,その逆方向の反応をいう.[別用語参照]可逆反応

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「逆反応」の解説

逆反応

 一つの方向の反応,例えばある物質の生成反応に対してその逆の反応,すなわち生成物をもとの原料に変換する方向の反応.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む

OSZAR »