毫毛(読み)ゴウモウ

デジタル大辞泉 「毫毛」の意味・読み・例文・類語

ごう‐もう〔ガウ‐〕【×毫毛】

細い毛。転じて、ごくわずかであること。ほんの少し毫髪。「毫毛もたがわぬ」

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精選版 日本国語大辞典 「毫毛」の意味・読み・例文・類語

ごう‐もうガウ‥【毫毛】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 細い毛。毛先の細いところ。毫髪。
    1. [初出の実例]「知ことはちとなる毫毛ほどの事也」(出典:清原国賢書写本荘子抄(1530)一〇)
    2. [その他の文献]〔史記‐越世家〕
  3. 転じて、きわめてわずかなこと。毫髪。
    1. [初出の実例]「品行を建造するの実益は毫毛(〈注〉スコシモ)もあらざるなり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一一)
    2. [その他の文献]〔荘子‐山木〕

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普及版 字通 「毫毛」の読み・字形・画数・意味

【毫毛】ごうもう

細い毛、わずか。

字通「毫」の項目を見る

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