( 1 )中国古典に「意を尽くす、心を尽くす」意の「極意」があるが、日本での意味用法や使用時期から見て直接それに由来するものとは考えにくい。学問や芸能分野での立派分派が盛んに行なわれた中世という時代を背景に、類義語「奥意(おくい)」ともども、「奥義」等の既存の漢語を下敷にして造られるに至った和製漢語であると推定される。
( 2 )近世には②のように文字通りに解釈して使用した例も現われたが、次代にまでは受け継がれることなく終わっている。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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