放射線感受性(読み)ほうしゃせんかんじゅせい(その他表記)radiosensitivity

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「放射線感受性」の意味・わかりやすい解説

放射線感受性
ほうしゃせんかんじゅせい
radiosensitivity

同一の放射線量に対する感受性は,各臓器,組織によって異なる。一般にベルゴニエ=トリボンドーの法則が関与するが,その組織細胞がおかれた環境とか,分裂周期などによっても変る。放射線感受性が高い組織としてはリンパ組織骨髄胸腺卵巣精巣など,低いものとしては神経線維結合組織中間のものとしては皮膚などがあげられる。感受性の高い腫瘍はセミノーム,悪性リンパ腫など,低いものは骨肉腫などである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 法則

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む

OSZAR »