口調法(読み)クチチョウホウ

デジタル大辞泉 「口調法」の意味・読み・例文・類語

くち‐ちょうほう〔‐テウハフ〕【口調法】

[名・形動ナリ]口先のうまいこと。また、そのさま。口じょうず。口達者
「それがしも―をもって、ほってと(=充分ニ)持て成いて帰さう」〈虎寛狂・鱸庖丁
[類語]口賢い口上手口達者口巧者口八丁口八丁手八丁話し上手口器用口利口流暢快弁達弁雄弁能弁立て板に水舌を振るう言い募る言いまくるまくし立てる言い尽くす言い立てる述べ立てる口がほぐれる舌が回る口角泡を飛ばす舌端火を吐く激語滔滔とうとう喋喋ぺらぺらべらべら弁が立つ口がうまい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「口調法」の意味・読み・例文・類語

くち‐ちょうほう‥テウハフ【口調法】

  1. 〘 名詞 〙 口先の巧みなこと。もの言いの上手なこと。口調子。口調練
    1. [初出の実例]「某も口調法を以、ほってと持成(もてな)いて帰さうと存る」(出典:虎寛本狂言・鱸庖丁(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む

OSZAR »