兎唇の嘯も心慰み(読み)いぐちのうそもこころなぐさみ

精選版 日本国語大辞典 「兎唇の嘯も心慰み」の意味・読み・例文・類語

いぐち【兎唇】 の 嘯(うそ)も心慰(こころなぐさ)

  1. ( 「嘯」は口笛のこと ) いぐちの人のふく口笛は他人から見ればみにくくても、本人にとっては慰みであるの意。自分作品などを謙遜していうことが多い。
    1. [初出の実例]「しば口やみやこ上りの露はらひ よくもあらねど、缺唇(イグチ)の嘯(ウソ)も心なぐさみといふことのあれば申侍へり」(出典仮名草子東海道名所記(1659‐61頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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