上条(読み)かみじょう

日本歴史地名大系 「上条」の解説

上条
じようじよう

戦国期にみえる地名。現富山市水橋みずはし地区から中新川郡上市かみいち町にかけての地域に比定される。永禄元年(一五五八)五月二五日、椎名氏被官の小間常光は極性ごくしよう寺に「上条之内」の青出あおいで(現上市町)二〇俵等の田地寄進している(「常光寄進状」極性寺文書)。元亀元年(一五七〇)一二月一三日に上杉謙信の家臣河田長親が伊勢神宮へ「上条之保」飯坂いいざか(現同上)のうちの八〇俵余などを寄進(「河田長親寄進状」伊勢古文書集)、天正八年(一五八〇)一〇月二四日には上杉氏麾下の越中国人と思われる建部盛郷が伊勢神宮に「上条之内」の飯坂一四〇俵の地を寄進している(「建部盛郷寄進状」同古文書集)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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