テワカン(その他表記)Tehuacán

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「テワカン」の意味・わかりやすい解説

テワカン
Tehuacán

メキシコ中部,プエブラ州南東部の都市。メキシコ市の南東約 220km,東マドレ山脈南部山中のテワカン谷にあり,標高約 1700m。メキシコにおける最古のスペイン人入植地の一つで,1540年建設。現在周辺の農業地帯の中心地として,トウモロコシ,豆類,小麦,アルファルファ,オレンジ,ブドウザクロ家畜などを集散,加工するほか,ミネラル・ウォーターの生産で知られ,瓶詰にされた鉱泉水がメキシコ全土に出荷される。酒類製造も盛ん。近くに銀と鉛の鉱山がある。風光と気候に恵まれ,植民地時代の建物も保存されており,また近くには洞窟遺跡もあるため,観光・保養地としても知られる。人口 15万 5174 (1990推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む

OSZAR »